SOLUTION CASE
D-17 14級9号を前提とした174万円の提示が受任後の交渉の結果350万円での示談が成立した事例 2024.6.3Up
受任前 右手小指について14級9号の神経症状での自賠責保険後遺障害14級を前提に174万円の提示
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受任後 自賠責認定どおりの14級を前提として350万円の賠償を内容とする示談が成立した事案
依頼者 30代男性(自営業)
事故状況
依頼者が二輪車を運転して停止した後に後方からきた自動車に接触されたという事故
負傷部位/傷病名/入通院経過
右手 /右手背部打撲/入院1月、通院200日
事案の詳細
この依頼者の方は30代の自営業の方で、右手打撲後の右手小指の痛みについて自賠責保険後遺障害14級9号の事前認定を受けるとともに、174万円の提示を受けておられましたが、この提示に納得できないということで来所されました。
確かに、通院期間をもとにした傷害慰謝料と、14級の後遺障害を前提とした後遺障害慰謝料、逸失利益については本来支払われるべき金額を下回るものでしたので、そのことを説明したところ、ご本人からきちんとした賠償を受けたいということでご依頼を受けました。
交渉の結果、裁判基準の適正傷害慰謝料と後遺障害慰謝料、適正な基礎収入に基づく逸失利益を前提として倍増した350万円を支払う内容で示談が成立しました。
自賠責保険 受任時 14級9号
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示談内容 14級(自賠責と同内容)
受任前の提示額 174万円
↓ 176万円増額
受任後の合計取得金額(示談) 350万円