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SOLUTION CASE

解決事例

B-20 受任前の後遺障害非該当を前提とした55万円の提示から、異議申立により併合14級が認定され総額232万円で示談が成立し177万円増額した事例 2024.10.16Up

受任前 後遺障害の事前認定での非該当を前提として55万円の提示

        ↓

受任後 異議申立により併合14級が認定され、その後示談が成立し被害者請求分も含め232万円を取得した事案

 

 

依頼者  20代女性(会社員)

 

事故状況

依頼者が自動車を運転して交差点を青信号に従って直進したところ赤信号を無視して左側から交差点に進入してきた自動車と衝突したという事故

 

負傷部位/傷病名/入通院経過

頭、首/頭部打撲、頚椎捻挫/通院9.5ヶ月

 

事案の詳細

この依頼者の方は、今回の事故で頭部打撲、頚椎捻挫の傷害を負い、頭痛や首の痛みが依然として改善してないにもかかわらず、事前認定で後遺障害について非該当となりました。非該当ということもあり保険会社からの提示は55万円にとどまり、非該当という判断にも、示談の金額にも到底納得ができないとのことで相談に来られました。今回の事故は依頼者の自動車が信号無視の自動車に衝突された事故で、依頼者の自動車は損傷が激しく廃車になってしまうほどの事故でした。また、依頼者の方は症状固定後も首や頭痛が酷かったので自費で通院されていました。このような事情から私は非該当という自賠責の判断は明らかにおかしいということをお伝えしたところ、ご依頼されることになりました。

私は、依頼者の方から症状とそれによる日常生活や仕事への支障についての詳細な聴き取りをした上で陳述書を作成するとともに、主治医の先生と面談し、症状の訴えが事故直後から現在まで一貫したものであり、頭痛、頚部痛といった症状について医学的に説明が可能であるということ、今後も症状が残存する可能性が高いことについて意見書を作成してもらい、衝撃の強さを示すために被害車両の損傷写真も添付し異議申し立てをしました。その結果、頭痛、頚部痛について非該当という判断が覆り、それぞれ14級9号と認定されました。14級を前提とした損害額の算定を行い保険会社と交渉した結果、これまでに払われた金額を除き約157万円を支払うという内容で示談がまとまり被害者請求分と合わせて約232万円が支払われました。

後遺障害等級

自賠責保険   受任時 (事前認定非該当)

受任後 異議申立 併合14級

示談内容    14級(自賠責と同内容)

取得金額

受任前の提示額        55万円

↓   177万円増額

受任後の合計取得金額(示談)  232万円