SOLUTION CASE
D-20 併合14級を前提とした111万円の提示が受任後の交渉の結果236円での示談が成立した事例 New2025.2.2Up
受任前 右手首骨折後の神経症状についての自賠責保険後遺障害併合14級を前提に111万円の提示
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受任後 自賠責認定どおりの14級を前提として236万円の賠償を内容とする示談が成立した事案
依頼者 40代男性(会社員)
事故状況
依頼者が自転車に乗って優先道路を進行中、交差点で左方からきた自動車に衝突されたという事故
負傷部位/傷病名/入通院経過
手首 /右橈骨骨折/入院5日、通院220日(実日数17日)
事案の詳細
この依頼者の方は40代の会社員の方で、骨折した右手首の骨癒合後の痛みについて自賠責保険後遺障害14級9号の事前認定がなされ、111万円の提示を受けておられましたが、この提示に納得できないということで来所されました。
保険会社の提示は、傷害慰謝料、後遺障害慰謝料ともに明らかに低額であり14級の後遺障害を前提とした逸失利益についても労働能力喪失期間が3年で計算されており本来支払われるべき金額を下回るものでしたので、そのことを説明したところ、ご本人からきちんとした賠償を受けたいということでご依頼を受けました。
交渉の結果、、保険会社が当方の主張通り傷害慰謝料、後遺障害慰謝料ともに裁判基準の金額を認めたこと、逸失利益についても5年の労働能力喪失期間を認め、当初の提示から倍増以上の236万円を支払う内容で示談が成立しました。
自賠責保険 受任時 14級9号
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示談内容 14級(自賠責と同内容)
受任前の提示額 111万円
↓ 125万円増額
受任後の合計取得金額(示談) 236万円