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SOLUTION CASE

解決事例

D-19 併合14級を前提とした75万円の提示が、受任後訴訟により157万円の賠償を内容とする和解が成立し82万円増額した事例 2024.10.16

受任前 傷害部分については示談済、示談後に認定された頚部、腰部について神経症状での自賠責保険後遺障害併合14級を前提に75万円の提示

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受任後 自賠責認定どおりの14級を前提として157万円の賠償を内容とする訴訟上の和解が成立した事案

 

依頼者  30代女性(会社員)

 

事故状況

依頼者が自動車を運転して交差点で右折する際に対向車が途切れるのを待つために停止していた時に後方からきた自動車に追突されたという事故

 

負傷部位/傷病名/入通院経過

首、腰 /頚椎捻挫、腰椎捻挫/通院160日

 

事案の詳細

この依頼者の方は30代の会社員の方で、後遺障害が認定される前に傷害部分について示談した後、首、腰の痛みについて自賠責保険後遺障害14級9号の事前認定がなされ、75万円の提示を受けておられましたが、この提示に納得できないということで来所されました。

75万円というのは、自賠責保険の保険金額に過ぎず、14級の後遺障害を前提とした後遺障害慰謝料、逸失利益については本来支払われるべき金額を大きく下回るものでしたので、そのことを説明したところ、ご本人からきちんとした賠償を受けたいということでご依頼を受けました。

交渉の結果、依頼者の方の納得いく賠償額での示談ができませんでしたので、訴訟を提起しました。裁判では、労働能力喪失期間が争われましたが、当方の主張通り5年の喪失期間が認められ、当初の提示から倍増以上の157万円を支払う内容で裁判上の和解が成立しました。

後遺障害等級

自賠責保険   受任時 併合14級

示談内容    14級(自賠責と同内容)

取得金額

受任前の提示額        75万円

↓    82万円増額

受任後の合計取得金額(示談)  157万円